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歯科医療関係のみなさま
4.みなさまの口腔内へ

治療で使われる「詰め物(インレー)」や「かぶせ物(クラウン)」は、主に歯科技工士が製作します。
ここでは、修復物の製作から口腔内セットまでの過程を硬質レジンの差し歯を例にご紹介致します。



治療の流れ〜硬質レジンや、CAD/CAM冠の差し歯
レジンブロック、ルナ・ウイング商品イメージ

硬質レジンは特定の波長の光によって固まる性質を持たせています。
・光によって固めることを光重合(ひかりじゅうごう)と呼びます。
・かみ合わせに対して強度を保つために金属の土台を設けるケースをご紹介します。

CAD/CAM冠・CAD/CAMインレーとは、CAD/CAM(Computer aided design/Computer aided manufacturingの略)と呼ばれるデジタル技術を用いて製作される、ハイブリッドレジンの修復物です。
ハイブリッドレジンは特殊な症例を除いて保険適用外の素材ですが、CAD/CAM冠(かぶせもの)やCAD/CAMインレー(つめもの)に使用される場合のみ保険適用となります。

歯の形態やは人それぞれなので、全てオーダーメイドです。
隣在歯とのバランスや対合歯とのかみ合わせなどを考慮しながら、1本1本丹念に製作します

歯科医院
[1] 応急処置
痛みや脱離、破折などの応急処置を行います。

[2] ムシ歯部分の治療
ムシ歯部分を削除・消毒し、きれいにします

[3] 印象採得
挿し歯を装着するため、歯を削って整えた後、型を取ります。

[4] 模型作り
型(印象)に石膏を流し込み、模型を作ります。
この石膏模型を歯科技工所に渡し、修復物を製作します。 歯科技工所 [5]へ

[9] セット
歯科技工所から受け取った差し歯を口腔内で微調整後セットし、損なわれた機能を回復させます。

歯科技工

硬質レジン

[5] ワックスアップ
歯科医院から受け取った模型上でワックス(ろう)を用い挿し歯の土台を再現します。

[6] 金属鋳造
Dで作ったワックスをもとに鋳型を作り、溶けた貴金属合金を流し込んで、差し歯のもとになる土台を作ります。

[7] レジン築盛・光重合
Eの上にレジンの築盛と光重合を繰り返し、隣の歯の色や形を参考に挿し歯の形を作り上げます。

CAD/CAM冠

[5] スキャニング
スキャニング写真

歯科医院から受け取った模型を、スキャナーで読み取ります。

[6] 設計

スキャンしたデータを、患者のみなさまひとりひとりの歯をイメージしながらコンピュータ上で微調整。歯ぐきと接する部分など、細かい調整を行います。

[7] 切削加工
切削加工写真

3次元設計データをもとに自動的に切削加工を行います。
複雑な歯の形状を削り出すため、工具の動きは立体的です。

[8] 研磨・完成
表面を滑らかに研磨し、仕上げます。
完成した修復物を歯科医院に渡します。

歯科医院 [9]へ

※技工作業は歯科医院内で行われる場合もあります。

3.医療現場への情報提供5.患者さまへの情報提供

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YAMAKIN株式会社